BMZインソールの特徴について(BMZタイアップ企画4話)全5話
この度、BMZ様とのタイアップ企画として、足に関するインタビューコラム(全5話)を配信させて頂きます!
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本コラムの内容は当連盟の公式YouTubeチャンネルからもご覧頂けます!
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BMZインソールの特徴について
他社さんと違うところというか、どういった点が画期的だったのかっていうのを簡単に教えていただくことはできますか?
山中氏 そうですね。これはBMZのストライカーというインソールなんですけれども、見ていただくと、こんな感じで。
よくペラペラって言われるんです。笑
記事で紹介されているインソールはこちらのショップからご購入できます。
確かにそうかもしれないですね。もっとクッション性が高いとかありますよね?踵のところに柔らかいゲルパットが入っているとか。
山中氏:そうですね。あとは他社さんだと、基本的に土踏まずを支えるインソールが多いです。内側の土踏まずを支えるアーチサポートと言われているんですが…。
BMZはアーチが無いんですよ。
アーチが無いっていうのはおかしいですけど、土踏まずを支えない…。
ごめんなさい、先程までアーチについて前半から結構何回か出てきたので、ちょっと思考が停止しているんですけれども…。
アーチが無いとはどういうことなんでしょう?
山中氏:このピンク色の骨。
立方骨って言うんですけど、この骨を支える技術に特許を持っていまして、足って加重がかかるとアーチが崩れるんですよ。
内側の土踏まずを支えてもアーチって、外側が崩れちゃうんですね。
でも、ピンクの立方骨を支えると、内側を支えなくてもアーチが崩れなくなるんですね。
何も無いと崩れちゃうけど、インソールに乗せてあげると、アーチが崩れなくなる。
たしかに全然違いますね。これが先ほどからおっしゃっているアーチを支えてあげるっていう事なんですね。
良い状態の足は衝撃を6割吸収する
山中氏:この立方骨っていうのは、足の大黒柱みたいな役割をしています。
内側の舟状骨という骨は、この立方骨の上に乗っかっているから、上(舟状骨)を支えると下(外側のアーチ)が崩れちゃう。
でも、下(立方骨)を支えると上(舟状骨)に乗っかっているんで、支えなくても内側のアーチが作れるんですね。
そうすると、バネとして足が動くわけです。
足が車のサスペンションと同じように、良い感じにしなやかに動くから衝撃を吸収できるわけです。
これがもし動かなかったら…。ギブスを履いていたらどうですか?
さっきの理論ですと、衝撃を吸収出来なくて、どんどん上に衝撃が行ってしまうという事ですか?
山中氏:はい。足のアーチが6割ぐらいの衝撃を吸収するって言われているんですけども…。
6割ですか!?
山中氏:はい。その6割を足のアーチで解消出来なかったら、次は足首に行きます。
足首も硬くて回収出来無かったら、次は膝に行きます。
こうやって衝撃が上に上がって行っちゃうので、一番最初の衝撃を吸収するメカニズムであるアーチってすごく重要なんです。
足にはそんなサスペンションみたいな役割があったんですね。
山中氏:サスペンションとして動くような支え方。それがBMZの特許構造になっていて、しなやかに支えられる。
アーチが支えられるから、足指でしっかりと地面を掴める。
指で掴めるから、足首は安定する。
足首が安定するから、力強くを地面を蹴ったり、走って止まる為に強く受け入れたり出来ます。
このしなやかに支える事が、スピードとか運動性に変わってくるわけです。
なので、ギブスみたいに固めて安定するのではなくて、この足が動くように支えてあげるという事が、BMZの今までやってきた新しい考えというか、アプローチ方法って言うんですかね。
今までに、足が痛くてイソンール使ったことあるけど、上手く解消出来なかったとか、あんまり合わなかったみたいな方は、全然アプローチが違うので1回試していただきたいですね。
なるほどですね。私もめちゃくちゃ試したくなってきました!
適切なインソールの選び方
特許を取っていらっしゃるということは、他社さんには真似出来ないということですよね?
特許料をお支払いすれば使えるんでしょうけれども…。
山中氏:そうですね。BMZ以外に立方骨を支えるインソールは作れないですね。
そうすると、極端で山中さんからはお話し辛いことかも知れないですが、他社さんだとアーチを支えることは出来ても、足のアーチがしなやかに動くであったりとか、ちゃんと指を動かしてパワーに繋げるとかという事は他社さんだと、実現出来るかどうかについては疑問が浮かぶと言いましょうか…。
山中氏:そうですね、例えば骨折した後に動かさない方がいいですよね?
それはギブスで固定をするべきだと思いますし、足のパフォーマンスを上げる為に鍛えていこう、トレーニングしていこうという時、それは動かすべきだし、ケースバイケースだと思うんですね。
怪我をして「BMZを使えばいいんだ。」それはちょっと違うと思うんです。
なので、怪我して炎症している時は炎症を収める為に使わない方が良かったり。
足が動いてしまうが故にということですね?
山中氏:そうです。逆に怪我した後に復帰して、これからまた元のパフォーマンスに上げていこうという時は是非足を使うインソールとしてBMZを使ってもらいたいですし。
足を使うことによって、怪我をしにくくなってきたりというような、良い循環になっていけば良いかなと思っています!
足のトレーニング「アシトレ」
山中氏:BMZでアシトレっていうインソールがあるんですけど、今までのインストールとちょっと違くて、指の付け根の所にパッドがあるんですね。
このパッドがあることにもそうなんけど、基本的にこのアシトレは山登り構造になっていて、指で掴まないと歩けないような構造になっています。
足指をトレーニングするようにインソールを作っているんですね。
「足のインソールって一生使い続けなくちゃいけないの?」って言われることもあって、勿論、無いよりあった方がいいと思うんですけど、インソールが無くてもいい足を作りたいなっていうのがBMZの考え方で、「インソールが要らなくなるにはどうしたらいいか?」と考えて…。
鍛えればいいじゃないか!
ということで負荷を高めたのがこのアシトレ。
足のトレーニングっていう意味なんです!
この足のトレーニングはサッカーの時にやると疲れるんで、通学とか、あとは上履きに入れていただいたり。
練習の時間って1日2時間ぐらいしかないので、それ以外の時間が圧倒的多いわけじゃないですか?
その時間をサッカーの為に充てられないかということで、このアシトレが生まれたんです!
そうですね。これをご覧頂いている読者の方は、中学高校生多いと思うんですけれども、学校に朝の8時か8時半ぐらいから夕方ぐらいまでいて、ほとんど上履を履いていますよね?
山中氏:そうです!8時間ぐらいずっと履いていますよね。
上履きにアシトレを入れて生活をしていただいたら、練習の始まる時間まで足のトレーニングが出来て最高じゃないかと!
もう歩いている時がトレーニングということですね!
現代っ子の足と姿勢
山中氏:私の子供が中学校の時なんですが、入学式や卒業式が行われますよね?
職業柄いろんな人の姿勢とか足元を見てしまうことが多いんですけど、ずっと見ているとですね、やっぱり姿勢の悪い子がすごく多い。
例えば足元がプロネーションといって、踵が内側に倒れていたり、外側に倒れていたりとか、真下に崩れていたり、崩れ方は人それぞれあるんですけども、足のバランスが崩れている子はやっぱり姿勢も悪いんですね。
だから、上履きとかも踏んづけて履いたりしないで欲しいし、ちゃんと入ってもらいたいです。
それが後々足を育てる上ですごく大事なことなので…。
スパイクも履いて壊れたら捨てちゃうんじゃなくて、磨いて綺麗に直して履いてもらいたかったり。
怪我の少なかったイチロー選手
山中氏:足一つにとっても、自分でお風呂に入った時にマッサージをするとか、出来る事いっぱいあると思うんですね。
かつてメジャーで活躍したイチロー選手の結構有名な話なんですけど、お父さんが小学校 から中学校を卒業するまで毎日イチロー選手の足をマッサージしてあげていたそうです。
それだけ足を大切にした選手なので、イチロー選手はすごく怪我が少なかったと思うんですよね。
確かにそうですよね。すごくしなやかなイメージもありますし。
山中氏:そうですね。筋肉が付くとだんだん身体って硬くなっていったりするんですけど、柔らかい身体でしなやかな動きが出来る。だから怪我をしなかったと思います。
あとは意識の高さですよね。足をすごく大切にするっていうこと。
どんな競技も足と地面がパフォーマンスに影響している
山中氏:衝撃の色んなやり取りって常に地面とのやり取りなんですね。
一部鉄棒など、空中競技等を除いて、どんな競技もほとんど地面とのやり取りなんですよ。
ラグビーもそうですよね?野球もゴルフもちろんそうです。
足元をしっかりと整えてあげることで、ちゃんと地面からの反力を正しく受けられる。
それを身体にちゃんと伝えられるような接点って足元しかないので。
人は2本の足のスペースだけで立っているんです。
なので、地面と身体の要になる部分っていうのが足なわけです。
足元がしっかりとしてないと身体もうまく動かない。
そういう事ですね。力をしっかりと伝えるには地面に対して力を正しく乗せて伝えることが重要っていう解釈ですね?
山中氏:そうですね。サッカーだったら走るって事はまさしくですよね。
地面を強く蹴って、それを自分のスピードに乗せられなかったら、一生懸命蹴っても力が逃げていたら早く走れないじゃないですか?
足首がしっかりとして、地面に正しく力を伝えられる状態であれば、しっかりと地面を蹴れて早く走れますよね。
なるほど、そういう事ですね!
それ以外にもプレーに影響を及ぼす点を挙げだしたらキリが無いとは思うんですが、
例えばサッカーはボディコンタクトのあるスポーツじゃないですか?
コンタクトの際に踏ん張れるかどうかっていうのは、足から地面にしっかりとパワーを伝えられるかが大事になるという事ですよね?
山中氏:そうですね。そこがもし無かったら、すぐに吹っ飛んじゃいますよね。
そうですよね。個人的に20年前ぐらいにこのお話しお伺いしたかったですね。笑
山中氏:申し訳ないです。笑