「月刊やす理事長」vol.1 ~新年のご挨拶~
新年明けましておめでとうございます。
旧年中は東京都クラブユースサッカー連盟の活動に対し、多大なるご理解とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
2026年、東京都クラブユースサッカー連盟は、競技力の向上と育成年代を預かる団体としての社会的責任を、これまで以上に果たしていく一年といたします。
いま社会は、知識だけでなく体験から学ぶ力を求めています。
育成年代のスポーツは、子どもたちが未来を体験する大きな教育環境であり、家庭や学校と並ぶ第三の育ちの場です。
選手は競技の中で、判断し、葛藤し、協働し、自らの未来を選ぶ力を育んでいきます。
その過程の喜びや悔しさもまた、子どもたちにとって大切な経験です。
同時に、体罰や暴言に対する社会の目は、これまで以上に厳しく、透明性を求める方向に進んでいます。
これは、子どもたちの健全な育成と権利を守るための、時代の必然です。
育成年代の指導は、選手の未来を閉ざすものではなく、未来を開くものであるべきだと考えています。
保護者の皆さまにも安心して子どもを預けていただける環境づくりを、連盟とクラブが共に担ってまいります。
本年、特に大切にしたいのがリスペクトの文化です。
審判は試合を成立させるパートナーであり、対戦相手、スタッフ、保護者は同じフィールドに立つ仲間です。
競技の結果以上に、互いを尊重する態度こそが育成年代の価値であり、東京の品格です。
東京は全国において、育成と競技の両面で大きな役割を担う地域です。
社会が指導や教育の在り方の変化を迎えている時代において、東京都クラブユースサッカー連盟は逃げるのではなく、受け止め、アップデートし、示していく側に立ちます。
本年の重点方針は以下の通りです。
・選手のプレー環境の充実
・審判および関係者へのリスペクト文化の徹底
・選手・指導者・クラブが社会から信頼される環境づくり
・大会運営の円滑化と質の向上
・未来につながる育成文化の確立
これらを理念で終わらせず、判断と行動で示してまいります。
「強い東京」である前に、「誇れる東京」であること。
そして、「未来につながる東京」であること。
育成年代の未来を預かる立場として、環境をさらに前進させる一年にしていく所存です。
本年も東京都クラブユースサッカー連盟への温かいご理解とご協力をお願い申し上げます。
東京都クラブユースサッカー連盟
理事長 西野 泰啓